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サンクスレルヒの森「地域における特養の役割とは」

2022.10.04

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社会福祉法人みんなでいきるの特別養護老人ホームサンクスレルヒの森(上越市大貫2)は「全ての利用者が、安心して地域で生活継続ができるように」(塚田光知子施設長)と、職員のスキルアップや環境整備などを通じ、施設の機能向上に注力している。

介護士一人一人の技能向上を推奨しており、認知症ケア研修、接種嚥下(えんげ)に関する研修、たんの吸引などの行為に必要な費用を全額補助。入職直後の職員が早く組織になじめるよう、人材育成担当のプリセプター(指導者)を付け、気軽に相談できる体制を整えている。

IoT化も推進しており、利用者の心拍数を計測する見守りロボットなどを積極的に導入。全ての介護士に情報共有を目的に、デジタルインカムを導入。自分が見えていない場所の状況がインカムで把握でき、新しい職員のサポートにもつながります。

利用者の「ついのすみか」になる役割を認識し、家族側、施設側が信頼して話し合える関係性を育んでいる。塚田施設長は「『この施設に来て良かった』と思っていただけるよう、そのとき、その方に合わせたケアを心掛けている」と力を入れている。

2022年10月4日 上越タイムス掲載

■求人説明会を実施

介護パート職員の求人説明会を8、9の2日間、上越市の高田城址公園オーレンプラザ内スタジオで開く。
時間は両日とも午前10時から午後6時まで。施設の写真展も同時開催。